2011.5.14 農商工連携人材育成研修(ゆず加工、鶏卵・プリン工場見学)

昨年から農業関係のシステム開発に関わる機会をいただき、農業分野への興味が一段と増している今日この頃ですが、GW前に偶然「農商工連携人材育成研修」というものを見つけ、予定をなんとか調整し滑り込みで参加させていただくことが出来ることになりました。

環境分野とも何かと関係があり興味深い分野だけに、今回の研修は5月〜10月と長丁場ですがいろいろと勉強できそうで楽しみにしているんです。

この日(5/14)は1回目の実地研修で、神奈川県の津久井湖方面にゆずの加工場と養鶏場を訪問し、生産者の方からお話を伺いました。

(どこまで見学内容を公開してよいかが判断着かないため、公式HPなどから確認できる程度の内容を記載します)

有限会社ふじの

最初に訪問したのは有限会社ふじのというゆずの加工を主に行っている会社で、社長さんからいろいろお話をしていただきました。

現在は市町村合併により相模原市ですが、旧藤野町という地域はゆずが特産品であり、これを村おこしの軸にしようという動きのなかで設立された会社です。

imageゆずの加工工場前。今は製造の時期ではないため、中も見学させていただきました。

主力商品は、ゆず果汁入りぽん酢の「ゆずの尊(みこと)」。その他、ゆずシャーベットやゆずワイン、ゆず蜜、ゆずジャムなども作ってらっしゃいます。

imageいただいた「ゆずシャーベット」、ゆずの香りがしてすっきりしたおいしさでした。

悩んでおられるのは、生産者の高齢化によってなかなかゆずの木の手入れができず生産体制の確保に苦労されているとのこと。村おこしとして成功させるために、地元小学生の工場見学実施や苗木の植樹活動などを地道に行っていくことで生産量も今後増加することを見込んでいるとのこと。

ゆずの栽培を無農薬で行い、無添加、合成保存料などは使わない、といったところにこだわりを持って生産・製造されているのに好感が持てました。

(ちなみに宣伝ですが、自分の地元愛媛県にも「ゆずの里」というめっちゃうまいゆずジュースがあるんやけんね)

 

imageお昼は津久井湖公園にて。ボート合宿が行われていたようです。

有限会社カトウファーム

午後に訪れたのは「有限会社カトウファーム」さん。こだわりの卵とプリンが自慢の養鶏場を経営されている会社です。

imageカトウファーム入り口、右に見えるのは直売所です。

社長さん含め、家族経営をしておられ、皆さんが養鶏、たまご、プリンそれぞれのこだわりを教えてくださいました。

鶏の育成には空気・水・飼料の3つが大切だということで、水は地下100m以上のところから汲み上げた水を使い、天然酵母の飼料、遺伝子組み換え無し(non-GM)の飼料など、こだわりを持った経営を行っていらっしゃいます。

imageこちらが「天然酵母を主体とした有効微生物飼料」です。すごくおいしそうな匂いがしました。納豆やヨーグルト的な腸にやさしい飼料なんだそうです。

image鶏舎のあるエリア(鶏舎内へはもちろん見学禁止です)への見学には、鳥インフル対策として石灰を踏んでの立ち入りとなります。非常に厳重な管理を行っていらっしゃるのが感じられました。

image餌を混ぜる機械。non-GM(非遺伝子組み換え)のトウモロコシと大豆、そして天然酵母を主体とした
有効微生物飼料などを組み合わせて、非常に良質な餌を作ってらっしゃいます。

image左が餌の準備小屋、右が鶏舎。人手を介さず自動で給餌するシステムです。

image鶏舎(左側)では新鮮な空気を循環させるため扇風機が常時回っています。3.11の震災後の計画停電でも水と空気をしっかりと循環させるために自家発電での対応を行っていたとのこと。しっかり管理されています。

image鶏舎から出る鶏糞とすぐ近くで行っているという有機野菜栽培(右奥)。
鶏糞の掃除について、昔は人手でやっていたため隅に取り残しが出てしまっていたけれども、現在は機械化したことできれいに取り除けるようになったとのことです。
鶏糞は発酵させて堆肥とし、すぐ隣の畑で使用するという有効活用をされています。

imageたまごを見せてもらいました。左は2級品、右は1級品。見た目と触り心地(ザラザラ感)が違います、ただし中身に違いはないとのこと。

imageこちらが直売所です

imageなめらか、カスタード、ジャージー、いろいろあって悩みます

imageこだわりの酵母資料、水などについての説明もあります

image温泉たまごもあるそうです

image直売所内。たまご、プリン、採れたて野菜が売られています。クール宅急便での地方発送も可能とのこと。

 

image「なめらか」いただきました。素材の味を活かしたお菓子ってこういうのを指すんだろうなぁ〜

こだわりのプリンも商品化するにあたって様々な苦労(レシピ、衛生管理などなど)があって現在の形ができたことを社長の娘さん自らが話してくださいました。

「東京都地域特産品認定食品」(東京都の名産品)に

  • かとうさんのプリンジャージー
  • かとうさんのプリンなめらか
  • かとうさんのプリンカスタード

が認定されているとのこと。

家族経営でほのぼのとした雰囲気を感じつつ、よりおいしい、より安全なたまご、プリンを作ることに日々真剣に考えているのが伺えました。最後に若社長(息子さん?)が話されたのは「100%有機たまご」を作ってみたい、とのこと。これは現実問題として相当ハードルが高い(全ての飼料が有機栽培されたものである必要がある)とのことですが、どんなに高くなってもいいものは買う人がいる気がするのは個人的な意見。たまごは輸出できるのでしょうか、もし出来るなら中国は非常に魅力的なマーケットに映る今日この頃です。

今度は個人的に直売所にプリン食べに行きます(^^)

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